ミニトマト

ミニトマトの栽培環境、肥料や水やりのポイントをまとめて紹介!

ミニトマトを育てるには、適切な環境と条件が必要です。

気温や湿度、肥料や水やりの方法など、多くの要件がありますが、それらを把握しておくことで、美味しいミニトマトを収穫することができます。

本記事では、ミニトマトの栽培に必要な環境や条件について詳しく解説します。

ミニトマトに適した栽培環境

生育環境

ミニトマトは強い太陽の光を好み、湿気を嫌います。

定植場所は”日なた”に、畝は”平畝”で水はけはよくしましょう。

生育に適した気温は17~30℃、比較的冷涼な土地の方が育てやすいです。

また、日中の寒暖差は大きい方がミニトマト作りには有利です。

土壌の酸度は”中酸性~中性”を好みます。

土壌酸度計でPH6.0~7.0を維持するように調節しましょう。

ミニトマトに適した生育環境のまとめ

栽培環境

ミニトマトを栽培するとき、畝間は最低でも60cmはあけて畝を起こしましょう。

また、近くにナス科の野菜がない場所を選びましょう。

病気のリスクを少しでも減らすよう心掛ることが大切です。

ミニトマト同士の株間においても、最低50cmはあけるようにします。

株間が狭いと枝同士の距離が近く、風通しの悪化、日当たりの悪化を招き、生育が悪くなります。

ミニトマトの株間をわかりやすくしたイラスト
ミニトマトの栽培環境をのまとめた分

ミニトマトの肥料の目安

元肥

ミニトマトは苗の植えつける約1~2週間前に元肥を入れて準備します。

元肥の量は堆肥2kg/㎡配合肥料100g/㎡を目安とします。

肥料は多ければ良いというものではありません。

元肥が多いと樹ぼけしますので適切な量を守るようにして下さい。

元肥を施すイラスト
出典:イラストAC

追肥

ミニトマトは定植後約3~4週間で最初の追肥を行います。

追肥の量は化成肥料50g/㎡を目安にします。

場所はマルチ脇にまき、上から土寄せをしておきましょう。

以降は、2週間おきに追肥をしていきます。

追肥は果実の肥大・充実と茎葉の伸長を図ることを目的に行います。

肥料切れを起こさないよう成長状況を見つつ追肥を行いましょう。

ミニトマトの水やり

ミニトマトの水やりは生長に合わせて変わっていきます。

苗の植えつけ後

苗を植えた後、重要になるのがミニトマトが根付くかどうかです。

ミニトマトを根付かせるために水はとても大切になります。

したがって、この時期は土の表面が乾いたタイミングでこまめに水やりをしましょう。

苗が根付いたかどうかを判断するのは新しい葉が出てくるかでみます。

期間としては約1週間ぐらいで、新しい葉が出てきたら根付いたと判断します。

また、水やりをする時間は高温の日などは”朝”や”夕がた”にしましょう。

日中に水をあげると太陽の光で温められ、お湯になってしまい植物も嫌がります。

苗が根付いた後

ミニトマトは毎日水やりをする必要はありません。

1週間に1,2回水をたっぷりとやりましょう。

水やりのしすぎはミニトマトを軟弱徒長気味にします。

回数は少なめに1回の水の量は多めにしましょう。

水やりのイメージ

最後に

ミニトマトは適切な環境と条件で育てると美味しく育つ野菜です。

肥料や水を定期的に施し、愛情を込めて育てて下さい。

皆さんが美味しいミニトマトを育てられるのに本記事が一役担えたら幸いです。

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