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緑肥作物の種を蒔くのはいつ?

緑肥作物の種はいつ蒔けばよいのか?

まず、結論からお伝えすると、緑肥作物の種を蒔くのに適した時期は【秋】または【早春】です。

この記事では、はじめて自然菜園づくりをする方に向けて、

なぜ緑肥作物が必要なのか、草マルチをするのはなぜかをお伝えします。

緑肥作物とは

緑肥作物とは、土を元気にするための作物のことです。

栽培して、作物を収穫せずにそのまま土にすき込むことにより、土の中で分解され、腐植し、土壌を非常に良い状態に変えていきます。

緑肥作物が必要な理由とは

緑肥作物が必要とされる理由は

  1. 草マルチとして使える
  2. 自然堆肥になる
  3. 根っこが土を軟らかくしてくれる

では、次から順番に説明していきます。

草マルチとして使える

生長した緑肥作物は【草マルチ】として利用します。

草マルチとは、刈った草を野菜の周りに敷くことを言います。

そうすることで、「防暑」「保湿」「保温」の効果があり、

野菜の生長を手助けしてくれます。

また、草マルチをすることで、多くの微生物や虫のすみかを作ることになります。

微生物や虫は豊かな土作りには欠かせない存在です。 

自然堆肥になる

緑肥作物は自然堆肥になります。

刈った草を草マルチとして、野菜の周りに敷きます。

そして、上に米ぬか等をまくだけで簡単に自然堆肥になります。

米ぬかは微生物の餌となり、多様な菌を繁殖させます。

そして、草が発酵・分解することにより、畝で自然堆肥を作ることができます。

根っこが土を軟らかくしてくれる

緑肥作物を畑で生やすことにより、土を軟らかくしてくれます。

なぜなら、緑肥作物の根っこが伸びるからです。

緑肥作物の種を蒔くのにおすすめの場所は「畑の通路」です。

畑の通路は踏み固められやすく、土が硬くなりやすい箇所です。

そこに、緑肥作物を植えて生長させることにより、土が軟らかくなり、野菜が通路まで根を伸ばすことができるようになります。

ただし、緑肥作物の種を蒔いた後はあまり踏まないように注意しましょう。

まとめ

結論を言うと、緑肥作物の種を蒔くのに適した時期は【秋】または【早春】です。

緑肥作物を畑に植え、【草マルチ】【自然堆肥】【土の固結対策】として活用しましょう。

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